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神山監督とタムラコータロー監督が好き。 I've Soundという音楽制作集団のぷち追っかけ。
ネトフリ版『シティーハンター』

劇場で初見をキメてきました。
勢いよくわーっとストーリーを感想を綴っているので、ネタバレにご注意ください。
めっちゃくちゃ良かったです……何度でも浴びたい…。







初見です。シティーハンターは原作が大好きでアニメもちらほら見ていました。
ちょっと行きづらい場所だったんですけど、行けなくもない距離だったので、幸運です。
シティーハンターは新宿でやっていただけるとテンション上がるんですけど、いろいろあるんだろうな…。

噂には聞いてたんですけど、鈴木亮平さんが…あまりにも……あまりにも冴羽遼…。
新宿の掲示板にXYZと書かれているところから始まりました、提供ネトフリもしっかり記載されていてうまい。
やっぱりシティーハンターが好きなので、掲示板にXYZだけでもにっこりしてしまいますね。

新宿の喫茶店みたいなところで、胸の谷間を惜しげもなくさらしたお姉さんが「妹を探してください」と依頼。
あ~これ原作一話からやるんだ…と思ったんですよね、違いました。リスペクトも感じられてお上手!
その依頼を受け、妹さんを探すために、大人のお店を覗きまくっている遼。
女性を吟味しつつ、謎のもっこりソングを歌っていました。この時点ですでに冴羽遼すぎる…!
槇村から真面目に仕事しろとの連絡が入り、へいへい、と投げやりな感じにお仕事に戻る。
覗き先を変えて、とあるビル。探してた女の子(くるみちゃん)が怪しげな男たちに囲まれている。
「よし、プランBだ」
「最初からプランAなんてなかったろ」
無線でそんなやりとりをしつつ、目標のビルにロープをかけてターザンのように移動、事務所の窓を蹴り破って突入。
ゴロツキ4人くらいを軽くいなすも、自分を捕まえにきたと思ったのか、くるみちゃんが逃走。
槇村と合流して追っ手を片付ける。くるみちゃんを挟み撃ちすることに成功したものの、驚異的な身体能力をもって逃げられる。
くるみちゃんが落としたアンプルを拾う槇村。
最近新宿では狂暴化した人が車を横転させる、自販機を投げつけるといった妙な事件が相次いでいた。
駆けつけた警察。冴子さんもマジで冴子さん。遼に拳銃突き付けるところとか、言い回しとか、上司に「それってパワハラですか」って返すとことか、ビジュアルもすごく冴子なんですけど、雰囲気が…すごく野上冴子…!

香の誕生日祝いにレストランを予約していた槇村を現地まで送ってあげる遼。
本当の兄妹じゃないって、香が大人になったら言おうって親父と約束してたんだ。
シャンパンで乾杯してそれを伝えようとしたところ、トラックが突っ込んでくる。
咄嗟に香を突き飛ばして守った槇村。トラックからお薬キマッちゃってる大男が出てくる。
槇村はナイフで応戦するも相手が悪くて。遼が駆けつけたときには血まみれ、「香を頼む」と残してしんでしまう。
香の目の前でめった刺し、エグい方向に脚本が変わっていて…ああ…香…ってなる。
不審なトラックに気付いた遼が現場に引き返したのすごいけど、あれなんで気が付いたんだろ…?
遼がトラックのなにを気にしていたのか、見逃しちゃったな…。

香は掲示板にXYZと書いて遼からの連絡を待つけど、いっこうに連絡が来ないので、痺れを切らして夜の新宿へ繰り出す。
夜のお店のお姉さんと歩いてる遼を見つけて付きまとう。手を貸して兄貴の仇を取って。兄貴のことはもう忘れろ。
遼の冷たい対応にもめげずに手掛かりを探そうとするも、危なっかしくて見てられないと結局遼が世話を焼く流れに。
「そんなに言うんだったらこっちの世界を見せてやるよ」
めちゃめちゃ格好良く決めたのでごくり…と唾を飲む感じなんですけど、場面が切り替わると、キャバクラのお立ち台でパンツ一丁でもっこりダンスを披露する冴羽さんに。
このもっこりダンス、あまりにも切れ味が良い! キレッキレのノリノリすぎる……!
鈴木亮平さんの美しい肉体美、筋肉に圧倒されるも、軽快なもっこりダンスに笑わされてしまう。場内でも笑いが起きてました。
なんとあのもっこりダンス、鈴木亮平さん自らが考案したらしく……?!
すごすぎる…シティーハンターに対する並々ならぬ情熱をあちこちから感じられて、とにかく嬉しい…。

こちら鈴木亮平さんのインタビュー参照
https://www.cinra.net/article/202405-cityhunter_iktay

インタビュー見ると、ほんっとにシティーハンターが大好きなんですね…というのが伝わってきてすごいです。
身体を絞る、というのもものすごく大変だと思うんですけど、役作りって外見だけじゃなく、内面にも関わってくるじゃないですか。
鈴木さんは冴羽遼と30年ともに過ごしてきたところがあるので、あらためてイメージするようなこと、あんまりなかった…なかったんですか…?
常日頃から冴羽遼を演じるならば、っていうのを考えてきたからなんでしょうけど、尋常じゃない情熱、継続力じゃないですか…?

もっこりダンスもかなり攻めたアングルになっていたんですけど、下品な感じはしなくて。すごい。
もっこりダンスが終わって退場、呆気にとられている香を煙に巻こうとするんだけど、香は追いかけてくる。
勘の良さに負けて、しぶしぶ一緒に裏カジノへ。そこで槇村に関する情報を仕入れる。
ここ最近妙な組織が悪さをしていて、人体実験じみたことをしているんじゃないかと。
その人体実験から帰って来た(生き証人)っぽい女の子、くるみちゃん(探してほしいと頼まれた子)のことを聞く。

飛び出した香がくるみちゃんを見つけて保護。遼の家へ。
お姉さんに君を探すよう頼まれたんだ、と告げると、くるみに姉なんていないことが判明。
騙されたぁぁぁと悔しがる遼。依頼者、もっこりちゃんだったからね…。

有名企業からご指名があったため、コスプレイベントに出るくるみちゃんの警護につく遼と香。
香もコスプレしてくるみの警護に当たるらしい。まさかここでハンマー出てくるとは思わないじゃん!?(笑)
ステージ上のくるみちゃんを狙うローアングラー(カメラ小僧)と赤外線スコープ!(?)
カメラ小僧は新宿の種馬コスプレ(股間から馬の首が生えている)をした冴羽さんが、ふん! ふん!! とすごい形相でスピーディにカメラに写り込んで阻止してました。笑う。
そのまんま種馬コスでカメラ小僧および敵の銃撃(麻酔銃?)からくるみちゃんを守りまくる冴羽さん。笑ってしまうコスなのに格好良すぎる。

もう一人の刺客(妹を探してくださいと依頼してきた女)が現れ、くるみを香に任せてステージに戻る冴羽さん。
コスプレショーだと思ってる観客の目の前で、華麗なバトルを繰り広げる。
香は警察にくるみの保護をお願いし、遼のもとへ戻る。香を庇った遼が腕を怪我する。
女刺客を捕らえたので駆けつけた冴子に引き渡す。
くるみは行方不明に。引き渡した警官は本当に警官だったのか?
罪悪感にかられて青褪めている香に、香さんのせいじゃないわ、と声をかける冴子。

くるみちゃんは冴子の上司、伊藤に拉致られていた。そのまま組織に売られてしまう。
伊藤はその場で組織に消される。用済みってことだあ…。

遼の家。くるみちゃんの件で責任を感じている香、兄貴への気持ちも吐き出してボロ泣き。
一人でも戦う! 戦ってやる! と啖呵を切る香を屋上に残して、遼は自宅の射撃場へ。
槇村の拳銃をしばし見つめて、なにかを決断。リビングにいる香に防弾チョッキを着せる。
「行くぞ」「ど、どこに!?」
実はくるみちゃんに発信機をつけていた遼。リスクヘッジもばっちり、流石だぜ。

遼と香がくるみちゃんを助けに敵陣へ乗り込んでいってからの戦闘アクション、あまりにも格好良い~!
武器庫としてしっかり機能している香、遼が「次」と言わずともばっちり用意して渡してくる適応力の高さ。
プランBだ!に対して槇村と似たようなリアクションをとる香を見て、ちょっと遠い目をする遼。良い…。
原作の香は拳銃の取り扱いが激ヤバだったし、相棒にすらなってない状態で、一体どう香の見せ場を作るのか…?
ちょっとドキドキしてたんですけど、香なりに考えて冴羽さんの邪魔にならないように動いたり、武器を切らさないよう注視してたり、香らしい豪快な鉄パイプ捌きを披露してくれたり、きちんと現時点での香の活躍を見せてくれてよかったです。
敵に囲まれて散弾銃(?)でガンガン撃たれても、隙を突いて盾にしていた壁から飛び出して、とんでもない銃捌きでガンガン敵を倒していく冴羽遼が強すぎる~!! 格好良い~!!
敵を一掃したところで、くるみちゃんを人質にしたボスが登場。
槇村の妹である香を見てボスが煽るようなことを言う。あいつ(槇村)は弱いからしんだ云々。
あんなの(槇村)と組んでたからこうなったんだ、お前はうち(ユニオン)に来ないか?と冴羽さんに誘いをかける。
目に涙を溜めて憤っている香の目の前で、遼が黙ったまま一歩踏み出す。嘘でしょ、みたいな顔をする香。
ボスは気を良くして「そうだお前はこちら側だ!」とテンション上がるんだけど、遼が「俺のパートナーを侮辱したんだ。ただで済むと思うな」みたいなことを言って、うわーーー!! めちゃくちゃ静かに怒り狂ってるじゃないですかー!!(最高)(ここバチクソにキレてるので、クリリンのことかー!の悟空が脳裏を過ぎりました。)
ボスは「そう来ると思ったよ」と言って謎のスイッチオン、側にあったトラック?から、薬(エンジェル・ダスト)で強化された大男が現れる。
怪力男に吹き飛ばされる遼。その隙にボスはくるみちゃんを連れて上へ。
香は遼を案じるもくるみちゃんを追えと言われて、心配そうにしながらもボスを追って上へ。
残った遼はお薬ガンギマりしてる怪力大男と肉弾戦を繰り広げます。
「来いよ、クマちゃん」
めちゃくちゃ格好良い! 挑発して襲いかかって来た大男のクリに手榴弾かなにかを捻じ込み、腹部に向かって発砲、後ろへ倒れた男は爆発。
水の中に落ちてドカンしたので水飛沫が上がったんですけど、口の中に手榴弾を突っ込んだなら、血飛沫もあがるのでは…? ちょっとあれ?となったシーンです。
口の中に捻じ込んだものが手榴弾だったのかも判別がつかないのですが…手榴弾かな、と思っただけで…。

ボスに追いついた香はくるみを助けようとするんだけど、強化ガラスに思いっきり頭をぶつけて「あいたたた」。
ボスは「兄も父親も奪われて」みたいなことを口走り、父親…?と怪訝な顔をした香に、そうか知らないのか、と嬉々として本当の父のことを聞かせる。
ユニオンの組員だった香の父は、子どもが生まれるから組織を抜けたいと言い出した。
それを密告してやったのさとボスは笑い、兄も組織の薬で(強化された男に殺されて)しんだ、次は誰かな、君にはもう家族がいないんだったね、と高笑い。
性格の悪さが爆発しているボスの煽りに悔し泣きする香、そこに銃声が響いて強化ガラスに傷がつく。
追い付いてきた遼の目が据わっている。同じところをガンガン撃って強化ガラスに罅を入れていく。
なんか言ってたと思う、「俺のパートナーを侮辱したんだ」云々の台詞、ここだったかも……?
遼の腕と形相にビビり散らかしたボス、罅の入った強化ガラスに頭から突っ込んでバリーン!!する遼。
追い詰められたヘリポート、迎えのヘリが来る直前に腹だか足だかを打たれて蹲る。くるみはボスから距離を取る。
呪詛の言葉を吐いているボス。槇村の銃を構えた香が震える手で照準を合わせる。
「いいぞ、ここだ」ボスが己の額を指さして香を挑発する。
香は撃とうとして、撃てなくて。遼が銃を持つ香の手を包むようにして銃を下ろさせる。
香が号泣して遼に縋り付くように身を預け、隙をうかがっていたボスが反撃しようとするも、遼が振り返りすらしないまま一発お見舞いして阻止。
ユニオンから迎えのヘリが来るも、現場を見てボスを見捨てて去っていく。
ボスは首に仕込まれた自爆装置が軌道してしぼう。ユニオン・テオーペこわい。

恐らく伊藤(上官)のデスク回りからしっぽを掴んで、アジトへ強制捜査にきた冴子。
ビルの入り口を抉じ開けて入っていったところで、くるみを連れた香がよろよろ下りてくる。
香と合流し、くるみを保護。ここたぶん遼の姿はなかった。
警察に見つかるとまずいから、冴子が来たのを察知してふたりのことは冴子に任せたのかな?

パンツ一丁でぐおーぐおーと寝ている遼。ムッキムキの筋肉がここでもすごい。
掃除機の音に目を覚ましてリビングにいくと香がいて、「なにしてんだ?」「掃除よ掃除、だってあたしの部屋にもなるんだし」「はあ?」「あんたにはパートナーが必要でしょ?」「パートナーって……あ、ああー! お前! オレの大事な(すけべ)コレクションを!!」
大人向けビデオをがっつりまとめて処分されそうになっていて、ショックを受ける冴羽さん。
こんなとこにもあったのね、って言って普通のDVDに埋もれていたビデオも処分しようとする香。
やめろー!って抵抗する遼、ハンマーを取り出して応戦する香。お前それ持ってきてたの!?
相棒と認めろ、遼ー!! うわわわわ認める認めるからやめろ香ー!!
ハンマーを持って追い回す香と逃げる遼、というところでGet wildが流れるんですよ…天才か…?

■小ネタ
裏カジノで出てきたあの辺り一帯を仕切る893のお爺ちゃん、この山が片付いて生きて帰ってこられたら、あの店貸し切りにしてやるよ、と電話口で言うシーン。
あそこ遼のスマホに「あっくん」(たぶん)て出てたの、めっちゃ遼らしくてよかった。
鼻の下伸ばしてウキウキしちゃう遼が助手席にいる香にキリッとした顔つきで「大人の話だ。黙ってろ」「なにも言ってないけど……」「…………」ってなるのも、めちゃくちゃ原作のギャグテンポを感じられてよかった。
同じく電話ネタなんですけど、冴子から電話かかってきたとき「38発貸し(怒りのマーク)」って出てて、やりそう~~!!ってすごい納得してにっこりしてしまった。
登録名、ほんと冴羽さんらしくて好きです。(笑)

そういえば遼のアパートの再現度も高くて素晴らしかった…。
デスク回りはきっちり整理整頓されていたのがちょっと意外だったので、槇村が片付けたのかな…?
射撃場は地下じゃなかったっぽいですけど、防弾チョッキと武器もそこにあった気がする。

というわけで、ざっくりした感想ですが、鈴木亮平さんの冴羽遼、あまりに良すぎる……。
槇村も香も冴子ももちろん良かったです! みんなそれぞれ、ばっちりビジュアル寄せてくれていて!
喋り方は恐らくアニメを参考にされてるんでしょうか、違和感なかったです。
遼が特に……! もっこりのときと香を呼ぶとき、めっちゃ神谷さんっぽくて…素晴らしいですリスペクト…。
いや喋り方ひとつとっても、という話で、台詞ぜんぶきちんと寄せていてすごいです…。
香もたぶんアニメを参考にされてるんだと思うんですけど、めっちゃ香なんですよね…。
槇村はもうちょっと「ぬぼ~」っとしイメージあったんですけど、俳優さんが格好良いから「ぬぼ~」感がちょっと薄れてる気がします。
冴子もマジ冴子…。キリッとスパッと格好良い。あのヘアスタイルめっちゃ冴子すぎてすごい。いや全員そうなんですけども。

海坊主さんどこにいたんですか? 一瞬ちらっと映ってると聞いた気がしたんですけど、見つけられなかったです。

ネトフリ版シティーハンター、ほんっとに良かったです。実写版の最高峰ではないでしょうか…!
続編が作られますように。あと上映する劇場が増えますように~!!!
私はたまたま行けたのでよかったんですけど、これ劇場でみたいファンもいるでしょうし、劇場で初見みたいな私みたいなシティーハンターファンもいると思うので…なにとぞ…!

支離滅裂にわーっとした感想になりましたが、ここまでお付き合いしてくださった方、どうもありがとうございました…!
見に行くか迷われている方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ劇場へ~!
劇場に行けない方は、これを機に(?)ネトフリに入るのも全然アリだと思います。
ほんとうに…シティーハンターへの愛とリスペクト、令和にシティーハンターを生み出すぞという気概と配慮、とても素敵で楽しい作品になっていました。
ネトフリ版シティーハンター制作陣の皆様、素晴らしい作品をどうもありがとうございます…! 続きが! 欲しい~!(笑)

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