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神山監督とタムラコータロー監督が好き。 I've Soundという音楽制作集団のぷち追っかけ。
【あらすじ】
殺人事件への関与を疑われ国際指名手配されていた天才ハッカー・ベンヤミンが警察に出頭する。その自白によれば、きっかけは、想いを寄せる女性マリのために試験問題を入手しようとしたことだった。その後、野心家のマックスと出会った彼は、2人を中心にハッカー集団CLAY (クレイ)を結成。そして、遊び半分に手当たり次第にハッキングを繰り返し、世間の注目が高まっていくことでいつしか有頂天になっていく。

視聴したのは『ピエロがお前を嘲笑う』字幕版です。
RTで回ってきて、あらすじが気になったので見ようと思っていたものです。
以下、順番めちゃくちゃな感想。感想か…?



映画鑑賞したので、リハビリがてら感想を。
なにかしら書かないと字書きとして衰えていくばかりでは…?という危機感の表れでもある。

国際指名手配と天才ハッカーというキーワードに興味をそそられますね。
サイバー犯罪ってなんかこう……あくまでもフィクションの上で、格好良いイメージがすごくあるんですよね…なんでだろ…。
でも実際にIT業界で堅実にお仕事されている方もすごく格好良いと思ってますよ。

しかし、しかしですよ。このキービジュちょっと不気味じゃない…?
ピエロの仮面が血だらけに見えるし…口元と目元…こわ……。
なんとなくホラー寄りの雰囲気を醸し出していて、ホラーが苦手な私は恐る恐る…見始めました…。

主人公ベンヤミンはとっても気弱な青年。中学のときの同級生マリに想いを寄せている。
彼女が大学の試験で困っているのを知り、試験問題を盗むことに。しかし見つかり懲罰として町のゴミ拾いに。
ゴミ拾いにうんざりしていると、ゴミ拾いをサボっていたマックスという自信家に出会う。
その晩ベンヤミンはマックスに誘われたホームパーティへ。飲んだり歌ったり踊ったりの大騒ぎ。
なんとそこにはマリもいた。しかし話しかけることもできず、ひたすら見つめて言葉を探しまくるという仕草、解像度が高い。(演技力が高い。)
場違い感を否めないベンヤミンに、マックスはシュテファンとパウルという仲間を紹介し、マシン語ができるならやってみろ、と端末を明け渡す。
できないなら生きて帰れると思うなと脅され、渋々と席に着きキーボードを叩くベンヤミン。
すぐに周囲が停電。パーティの喧騒を聞きつけて警察が来る。逃げる4人。と、ベンヤミンが気になってる女の子だと気付いたマックスがマリも連れ出す。
バラバラになって逃げて、捕まらずに済む。ベンヤミンが帰宅すると祖母が居ない。認知症を患っていた祖母を探し、連れ戻す。
ずっと自分を育てれ暮れていた祖母をついに施設に預けることになり、ぼーっと電車に乗っていたベンヤミンの前に偶然マックスが現れる。
マックスについてこいと言われ、大人しくついていく。シュテファンとパウルと合流し、拝借した(盗んだ)車に乗ってお偉いさんの講演会をサイバー攻撃でめちゃくちゃに。
とんでもなく下品で馬鹿にした映像を流し、警備員に気付かれるも逃げおおせる。
以後4人はこういった危険度の低い茶番を繰り返し、世界に存在をアピールしていく。
しかしダークネット界隈カリスマことMRXには相手にされず、マックスは「俺たちを認めさせてやる!」と激昂。
ターゲットをどうするか頭を悩ませていると、ベンヤミンが「連邦情報局はどう?」と提案し決行することに。
プリンタを操作して自分たちハッカー集団「CLAY」の存在感を知らしめるため、ひたすらピエロ仮面の印刷を実行するよう細工する。
その際、サーバー室に侵入したベンヤミンは、ついでに情報局のデータを盗み出していた。
翌朝、連邦情報局が大騒ぎになっているのとあわせて、ロシアのハッカー集団「FR13NDS(フレンズ)」のひとりが殺され、この殺人事件と「
CLAY」が連邦情報局に侵入したのはなんらかの繋がりがあるのではとニュースになっていた。


細部の流れがすでに思い出せない……簡潔なあらすじ…むり…。
なんかマリとマックスがキスしてるの見ちゃってベンヤミンがうあー!!ってなって仲違いが起きてなかった?
連邦情報局に侵入したのと殺人に関連が?てニュースになってるとき、「お前データを持ち出したのか?」「ああそうさ僕がそれをMRXに渡した。君達を見返してやりたかっだん!」「クソったれが!」ってマックスとベニヤミンが殴りあってた…うん…。
ああー…たぶんマックスとマリがキスしてるのにキレて仲違い、頭に血が上ったベンヤミンがMRXにデータを渡しちゃった…だったか…??
もうほんと順番よくわかんなくなっちゃって感想…とは…?なんですけど…。

そもそもベンヤミンが自首して捜査官に今までの経緯を話すってところから物語は始まってるんですが、そのとき意味深に角砂糖を4つ持って、うち一つを残して捜査官に見せて自供してるんですよね。
なにそれ意味深じゃん。どういうこと??ってなりますよね。もちろん伏線です。

ベンヤミンはMRXの雇った殺し屋に仲間たちが殺された、情報提供およびダークネット界のカリスマMRX逮捕の手伝いをするから、証人保護プログラムを適用してほしいと自首しにきています。
8歳の時に自殺した彼の母親の話も伏線で、母親はいわゆる多重人格。ベンヤミンがハッカーとして仕事をするとき、怪しげな薬を飲んでいて、その薬がきっかけで人格スイッチが切り替わることもありうると彼のことを知る医者から聞いて、捜査官は気が付く。
ベンヤミンが言う仲間の遺体はどこにもない、マリもベンヤミンなんかに会ってないと証言、決定打はベンヤミンの手に釘の刺し傷。
これは彼の話ではマックスが負った怪我だった。マックスもシュテファンもパウロもみんなベンヤミンの中の人格なのだと気付いた捜査官は、証人保護プログラムは認められないと伝える。
ベンヤミンの活躍によってMRXは居場所をつかまれ逮捕、ベンヤミンは捜査官が連行することに。
連行するとき、その捜査官がサッとベンヤミンをある場所へ連れていく。
カードキーでロックを解除し「証人保護プログラムはコンピュータよ」とサーバー室へ入れる。
ベンヤミンは自分で自分のデータを書き換え、証人保護を適用。
自由の身となったベンヤミンは新しい身分を手に入れ、船の上でそこでマックス、シュテファン、パウロにマリと合流しておしまい。

あらすじ……になってないねえ。でも面白かったです。

サイバー世界に入りこむときや、サイバー世界の描写に攻殻を思い出しました。攻殻見てたら連想するよね?
笑い男のネット会議……なんかチャットでわーわー言ってる回あったじゃないですか。あれです。
あと連邦情報局に物理的に侵入する際、ピエロの仮面つけて鏡張りのエレベーター?かなんかに乗るシーン。
あそこ恐らくベンヤミンとシュテファンだと思うんですけど、顔を見合わせて?た……っけ?
鏡に映るピエロの仮面見て、夢落ちみたいな感じなのかなー、それとも最初から全てがサイバー世界の出来事で現実は別だったとかのどんでん返しなのかなーって勘繰りました。
これも伏線になっててうまい。たしかこのあたりで、あとは多重人格で仲間なんていなかったってオチかな?と脳裏を過ぎったんですけど、当たりと見せかけて外れ~!!うまい!!

ただマリ絡みは最後までよくわからなかったです……。
結局ベンヤミンのことどう…思って…? 一緒に逃亡する理由がまったく見えてこないので…謎…。

ともあれ面白かった。見てよかったです。

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