神山監督とタムラコータロー監督が好き。
I've Soundという音楽制作集団のぷち追っかけ。
実はホラーとアクション、不得手のWパンチなので、開始30分で3回ゲームオーバーになっています。
だからこそご安心ください、ホラーとアクションが苦手な私でもクリアできたので大丈夫です。
ラスト(森で物の怪と化した一茶さんから逃げるやつ)も全然逃げられなくて……めっちゃしにました…。
なんとか森を抜けて一安心したところで、30秒逃げ続けろ! ……え!? え!!? ってあたふたしてしんだりしてます。
つまりめちゃくちゃゲームオーバーしながらクリアまでがんばりました。
だって…だって……一茶さんとひなちゃんには…ハッピーエンドになってもらいたくて…。
ラストはひたすらダッシュして、赤いダメージ床が発動する前に普通の地面でダメージ床が消えるのを待つのを繰り返せばクリアできます。
怖くてドキドキしちゃって、ぷちパニックになってゲームオーバーを繰り返してきた私より。
アイテムも枯渇してて、ノーダメージでクリアしないと先へ進めなかったんですよね…えへへ…。
辺獄に来てからめっちゃ怯えてました。私が。
血だらけだし暗いし怖いし…肉塊こわい。悲鳴を上げながら逃げてました。(家族に不審がられました。)
お人形さんと賭け事で勝負するとき、一茶さん「おひな❤」「がんばれ❤」みたいな団扇で応援してて笑いました。
かわいすぎる……! けっこうお茶目なとこありますよね。女好きなのも含めて。
あの市松人形たち、絶対に悪さしてくるじゃん…と思ってたので、勝負に負けると齧られる程度(?)で済んだの意外でした。
市松人形がわんさか出てきて追いかけ回されたり、画面を埋め尽くされたりしてたら、怖すぎて先へ進めなかった可能性がある…。
花魁の深雪さんは憎めない。
小指を切って相手に渡すやつ、実は最近(?)薬屋のひとりごとで仕入れた知識だったので、おお…となりました。
一茶さんが偽物だったの、最初しばらく気付いてなかったんですけど、小指をちょうだいなってとこでやっと気付いたり。
偽物と入れ替わったとき、一茶さんと会話してひなちゃんが「……?」ってリアクションするんですけど、あれ最初なんのことかわかってなかったんですよね。
2周目で一茶さんからの呼称が違うことに対するリアクションだったんだ、と気が付きました。なるほどお上手。
深雪さんもお家に帰りたかったんだね…。幽霊や物の相手でも、気持ちを汲もうとしているひなちゃん、優しくて強いですよね。
深雪さんのお母さんには敵わないけど、って深雪さんにおむすびどうぞするひなちゃん、果てしなく優しい…。
同じ女のよしみで一茶さんが嘘をついてることを教えてくれる深雪さん、気まずそうにしてる一茶さん、大丈夫ですと微笑むなにも知らないひなちゃん…うっ…ってなる。
遊郭のお風呂、一茶さんが女湯についてきたので混浴…するの…?てちょっとドキドキしちゃった。しません。はい。
ひなちゃんが心配でついてきたと。着替えも覗かず離れたとこで待ってたたり、入浴中もずっと背を向けてたりしたんだろうな。
女好きを公言してる一茶さんだけど、ひなちゃんに対して(そういうところは)ちゃんと真摯で好感が持てます。
天人も辺獄にいると堕ちちゃうんだね……。元々あまり力が残ってなかったっぽいけど…。
嘘を暴かれてここはアタシが食い止めるからおひなはお逃げ!と言う一茶さんに、一緒に逃げよう!と言うひなちゃん。
天人から逃げおおせたあとは、裏切られた実感がわいてきたのか、いつになく感情的に厳しい言葉をかけるひなちゃん…。
一茶さんと一緒にいたくないと逃げ出した先、今度はちょっと今までとはタイプの違う物の怪に目を付けられちゃう。
ここから一茶さんパートになってびっくり。歩くの早いねえ。
狐の嫁入りとか忌み名とか、もう嫌な予感しかしないよ~!て思いながら渡し舟でお館様のところへ。
婚礼の儀ぶち壊すところ、一茶さん「もう我慢ならん!」「その婚礼ちょっと待ったぁー!(フォント大きい)(最高)」バチバチにキレてて大好きになりますね……。
ひなちゃんが正気に戻ったとこ、名前呼ばれた一茶さんが仄かに頬を赤らめて嬉しそうにしてるの良い…。
「私の傍にいてよ!」に対して「お前さんの傍にいるさ」でぎゅっと抱き締めてる…、こんなのもう…結婚じゃん……???
逃げるときも着物が重くて動きづらいひなちゃんをお姫様抱っこして逃げ回る一茶さん、相当体力あることが証明されてしまいましたね…これは……はかどる…(?)
2周目でお館様の追っ手から逃げる時うっかりゲームオーバーになってしまったんですけど、ここは時を遡れるんですね…。
セーブできるタイミングがしばらくなかったので、だいぶ戻るなあ…と思っていたので助かります。
ただ戻れるのは2回までで、3回目のチャレンジに失敗するとゲームオーバーになりました。
時を遡った直後の会話が少しだけ違ったので、つい気になってしまい…。一茶さんがだいぶキツそうでした。
時を止めた中で、お館様がひなちゃんに語り掛けるところ。
あそこひなちゃんがきちんと向き合って、「ごめんなさい、私は行かなきゃ」「私の願いを叶えてくれてありがとうございました」って伝えるところ、ほんと普通の女子高生にはできない芸当だよ…すごい…。
いや最初からずっとそうなんですけどね。ひなちゃん、話の通じそうな物の怪や幽霊に対して、とても礼儀正しい。
あれでお館様の心が動いたんでしょうか。館を出る直前に、お館様がひなちゃんにきちんと忌み名を返してるんですよね。
恐れられるより礼を言われる方が心地良いって、天への抜け道も教えてくれる。
辺獄には化け物と迷い込んだ人の子しかいないのかと思ってたんですけど、お館様のところはみんなお館様を慕って暮らしているように思えたので、辺獄で生活している物の怪もいるんだなあ…と。
お館様に教えてもらった抜け道を進んだところで、天道隊の皆さんに囲まれて捕まってしまった。
ここで一茶さんと離れ離れに。志鶴さんの目を盗んで牢屋から出ると、なんとクロと早苗ちゃんが。
案内された先で幼いころに亡くなった祖母と再会、こんなの泣いちゃうよぉ。
お婆ちゃんに言われるがまま、森の滝で禊をすることに。
最初のふよふよボロボロ幽霊(幼いひなちゃんからおむすびもらった幽霊)の正体、めっちゃ間違えて予想してました。
実は途中まで木乃葉さんかと思ってたんですけど、違いましたね。
ひなちゃんが木乃葉の「次」、つまりは生まれ変わりなのかな…とぼんやり考えてもいたので、あのボロボロ幽霊は…一体…?
って思ってたら! ここでもヒントはあるんですけど、EDであの幽霊が誰だったのかガッツリ回収するの、すごいですね……。
お婆ちゃんに活を入れられて、絹さんファンの志鶴さんが味方になってくれる展開は心強い。
しかもバリバリの武闘派。曰く天道隊は、武家の男が入るんですもんね。
ひなちゃんが鳥居をくぐってまだ生きてることを証明するとこ、お婆ちゃんとのやりとり泣いちゃう…。
いや私もお婆ちゃんにはよく面倒を見てもらっていたので、お婆ちゃんとひなちゃんのシーンどこ見ても涙ぐんじゃうな…。
お婆ちゃんに「どうしてそこまでして危険な辺獄に行くんだい?」と聞かれて、ひなちゃんが「一茶さんが、好きだからだよ」。
好きって名言してる…ひなちゃんは一茶さんが好き…。これ聞いて志鶴さんが照れてるのおもしろ可愛い。
辺獄に戻って日向子はここにいろってポーンと(守るために)投獄されるの、扱いに笑っちゃいました。
ここから志鶴さんのターン! バッタバッタと物の怪を切り伏せていく~!
奥へ進むと道がなくなっていて、物の怪がわんさか沸いて出てきて。
ひなちゃんを守りながら戦うのは厳しいなと渋い顔をしている志鶴さんに、「ここは任せていいですか」「私は一茶さんがいる奈落にいきます」って決意するひなちゃん、ほんと度胸があるねえ。
奈落の底についたら…ひなちゃんの中にいた一茶さん(ボロボロ幽霊)が最後の力を振り絞って、おひなには生きていてほしいんだよ、ここまでで充分さ、お帰りと説得する。
ここでそれでも一茶さんに会いにいく選択をすると、一茶さん「やっぱりおひなは何度でもその選択をするんだねえ」って。うっう。
少なくともひなちゃんの中にいたボロボロ幽霊の一茶さんは、一度ひなちゃんを手にかけてるんだもんね……。
奈落の底まで来てくれたひなちゃんのことを知ってるから、そのひなちゃんを自分が56してしまってるから。
今ここにいるひなちゃんは絶対に生きてほしい、俗世に帰してやりたいと思ってるんだよね……。
自分を思って物の怪と化した自分のところへ行く決断をするひなちゃんを見送るの、づら"い"よ"ね"え"……。
ひなちゃんは自分の中にずっといた一茶さんに別れを告げ、さらに奈落の底へ。
……落ちた先。心臓にわるい~!! 大きな骸骨!? 窪んだ真っ黒い目。こわ……。
なんとそれは物の怪に堕ちた一茶さんでした。こんな姿に……。
木乃葉さんを生贄として捧げられたときの記憶にずっと囚われてる一茶さん…。
追ってくる一茶さん(物の怪の姿)から逃げて逃げて逃げ続けて、最後に「私が辺獄に戻って来たのは逃げるためじゃない」「一茶さんに会いに来たんだよ」って告げるひなちゃんよ…。
▲ED1「縁」
構成が……うまい……。(語彙力)
ゲームの最初の場面ですね。なるほどすぎる…。
ゲームの始まりを、今度はボロボロ幽霊の視点から、ここで追体験させるの、あまりにもうまい…。
▲ED2「断」
あのボロボロ幽霊の正体を把握してひなちゃんについていくのを断るとこうなるの、納得しかない…。
絶対に忘れちゃだめだし、断っちゃいけない。
▲ED3「絶」
待って待って紐飾り持っていかなかった場合そうなるの……? 死別END!?(号泣)
いや~~~先に他ED見てるからかな、安心してたとこにダメージがモロに入りましたね…。
そっか……一茶さん、穢れを浄化できずに消えちゃうんだ……。そりゃそうか…。
白い鳥居を一人でくぐるひなちゃん、あまりに切ない…。
森の祠におむすびお供えするひなちゃん、寂しそうだよ……つらい…。
いやこれ最後に残ったルートだったんですよね……つらいので口直しにED4か5やります…。
にしてもスチルのイラストもしんどいね???
物の怪に堕ちた一茶さんの骨の手に縋り付くひなちゃん…一茶さんも優しく、迷いながらひなちゃんを指で包みこもうとしているような気がして余計にしんどいです…。(最高)
▲ED4「繋」
記憶は渡さない場合。
奈落の底で物の怪に堕ちた一茶さんが正気に返るとき、過去(木乃葉)から現在(ひなちゃん)に切り替わるアニメーション、あそこで泣いちゃいました。
ぼんやりひなちゃんの前世がわかっていても、あの確定演出で泣かないの無理じゃない…?
一茶さんとひなちゃん、神様と人間として俗世へ戻ってきたね……また逢えてよかったね…。
嬉しそうにおむすび持って祠へ行く日向子、後ろから来た一茶さんに驚いて「ぎゃあ!」ってなるのかわいい。
ふたりで日向ぼっこしながらおむすび食べてほのぼのしててほしい。
EDのあと、なんか意味深なCパートありませんでした???
志鶴さんが人の子となって物の怪をバッサバッサと切り伏せる続編(?)
もちろん一茶さんと日向子ちゃんにも続投していただきたい。志鶴さんサポート組。
※2周目してるとき、記憶を渡すか否かの選択肢が出なかった…と、思います。
これED5「結」回収済みだから選択肢(神様?との邂逅)が出なかったのかな…?
紐飾りで一茶さんが浄化された後、すぐに志鶴さんが来ました。
Escキー押しっぱなしにしてたので、イベントスキップしちゃったのかもしれないです…。
▲ED5「結」
記憶を渡した場合。
これマジで全部のセーブデータ消えるので最後にやる感じですね…?
私は三ヵ所しかセーブ領域使ってなかったので、全回収するには最初からやり直しだろうな…たぶん……。
なんかありんこの話も2までしか持ってないし……。なのでED3未回収の状態でED5に到達しました。
時魂神から解放ってどういうことなんだろ…と思ってたら……!
まさかの人の子!! えっしかも記憶持ち!? 黒神長髪!?
うわーーー人間同士なら障害ないじゃん今すぐ結婚できるよ!?(できません)ってなりました。
えっいやED4からの5だったので、人間と神様という種族の違い……。
異類婚姻譚かなり惹かれるし好きなんですけど、幸せの定義がむずかしいので、個人的に人間同士はハッピーエンドのひとつの答えだと受け止めました。
ひなちゃんが思い出すか否かでまた変わってくるかもしれませんが、行きつく先はきっと結婚なので問題なしです。(疑う余地がない。)
人間になった一茶さん、めちゃくちゃ過保護というか、ひなちゃんに近付く男に対して牽制と威圧がすごそうなイメージ。
年の功(?)で牽制もお手の物だけど、ちょっとしつこい輩(ひなちゃんが怯えたりする相手)には威圧というか実力行使に出そうな気もする。
ここもED4同様のCパートありましたね。
志鶴さんが人の子として俗世に来る未来…楽しい予感しかしない…!
▲OP/ED
OPの木乃葉さんが村人に捕まって祠に手を伸ばすシーン、しんどいですね…。
辺獄で一茶さんがひなちゃん連れてるアニメーションのシーンから、一茶さんの体格の良さが垣間見えてにっこりしてしまう。
ED、とにかくめちゃくちゃ可愛い。踊ってる一ひなちゃん可愛い。どんどんくるくるしてて。
▲「忘れられない笑顔」
このスチル回収するのもしんどいよ~~~。あそこで一茶さんを助けずに帰る選択させるんだもん…。
でもこの笑顔の一茶さんは、ひなちゃんが助けたかった一茶さんではないのもまたしんどい…つら…。
一茶さんはこれでひなちゃんを守れるので満足と言えば満足、偽りのない笑顔なんだろうけどさ…。
▲「甘味コンプリート」
もっとこういう一ひなが見たい…。お団子もお饅頭もおいしそうに食べてるひなちゃん。
こんなひなちゃんを、一茶さんはずうっと見ていたいんだろうねえ。
▲「百戦錬磨」
私が真っ先に回収できたスチルがこれなんですよね。志鶴さん格好良いな!?
囚われのひなちゃん感もあってシチュエーション&絵面が私好みすぎる……。
志鶴さんとひなちゃんの関係性も良いですよね。一茶さんが一方的に志鶴さん威圧しそう。
志鶴さん的には、ひなちゃんに接するとき、お兄ちゃんみたいな気持ちがあるんじゃなかろうか。
お絹さんからも頼まれてるし、ちょっといいとこ見せときたい…みたいな。
▲「全員集合!」
一ひな~!!! もうこれ結婚してるでしょ!!(?)
一茶さんとひなちゃんの笑顔が眩しい…。噛み締めちゃうな…。
花魁の深雪姐さんと狐面の子、お人形さんも、みんな愛嬌のある物の怪だったなあ。
▲「絶対に大丈夫」
ひなちゃんマジ女神の図。一茶さんをよしよししてあげてるの尊い…。
この慈愛に満ちた微笑み…後光が射してる…、これを女神と言わずなんと言おう。
物の怪に堕ちた一茶さんを救って、崩壊してもおかしくない辺獄をなんとかしたのはひなちゃんなので、本当に女神様と言えませんか?
ED3「絶」はひなちゃんが物の怪になった一茶さんの骨の指に縋り付いてるような感じでしたが、こちらは逆ですね。
縋り付くとはちょっと違うと思うんですけど、なんだろう…一茶さんの不安を、ひなちゃんが宥めてる感じ…?
振り返りつつ、全ルートについての感想をざっくりしたためました。
いやもうべそべそに泣いちゃって頭痛いです…。
異類婚姻譚と死別、もうこれ私の性癖に刺さってますからね……。
オススメしてくれたフォロワーさん、「哀華さん好きだと思う」って言ってた意味わかった、流石すぎる。笑
「お結び」とっても素晴らしい作品です! 楽しかった~!! ありがとうございました…!
ここまで見てくださった方、どうもありがとうございます。
なにかしらの参考になれば幸いです。
興味がある方はぜひ作品ページへ行ってみてください。
『お結び』
↑DLはこちらから。
オススメです……! さくっとプレイできます。
▲追記 2024.09.20.
必ず書こうと思って忘れていたことを思い出したので追記です。
各EDのタイトルを見ると、ED5が「結」でタイトルとの繋がりが強いので、これがTrue ENDなのかなあ…と思ったり。
これ結局ひなちゃんは一茶さんのこと知らない人なのに知っている感覚に突き動かされて抱き付いて終わってるので、その後ひなちゃんが辺獄のことを思い出すのかは妄想の余地がある…。
思い出せないまま、一茶さんと一緒にいたい衝動に戸惑い困惑しながら距離を縮めていくのかな。
それとも、思い出して一気に辺獄での縁を取り戻すのかな。どっちもおいしい。
あとは、思い出せないひなちゃんを前に、一茶さんはどう出るのかがだいぶ気になりますね。
無理に思い出させようとはしないんでしょうけど、どんな口実でひなちゃんの傍にいようとするのかな。
人間一茶さんの素性が気になりすぎる…あのなりで神社の神主さんとかだったらどうしよう。(どうもしない。)
個人的にはED4「繋」もかなり好きなので、あの世界線でのふたりも見てみたいですね。
あとED3「絶」、おむすびお供えして悲し気に立ち去るひなちゃんの背後で、祠が薄ら淡い光を放っていたように思うので、ED3はバッドエンドではなくビターエンドという解釈をしています。
一茶さんあそこから復活できるんじゃないかなぁ。
神鏡はたぶん直してもらってると思うのと、ひなちゃんが毎日のようにおむすびお供えするので、微力ながら神様としての力が蓄えられて、とっても力は弱いけど時魂神として復活出来るんじゃないかな…と、あの祠の淡い光に、そんな未来を見ました。
だからED2「断」だけが正真正銘のバッドエンドなんですよね。(私の解釈では。)
これは私の性癖の話になるんですが、自分VS自分というのが性癖だったりしまして…。
一茶さんと、ひなちゃんの中のボロボロ幽霊一茶さんって、一方的ではあるけど対立関係にあると言えなくもない気がしていて。
だってボロボロ一茶さんは、今のひなちゃんに生きていてほしいから危険な目に遭ってほしくないじゃないですか。
物の怪に堕ちたアタシなんて放っておいて、おひなは俗世に帰るんだよ、って。
奈落の底でひなちゃんを必死に守りながら、引き返すように真剣に声をかけ続けていたじゃないですか。
ボロボロ一茶さんはもう物の怪に堕ちた自分を信用できないと身を以て知ってしまっているので、そりゃあ必死に止めますよね…。
物の怪になってしまった一茶さんは、そんなこと知る由もないんですけど。
この物の怪一茶さんVSボロボロ幽霊一茶さんの図が、なかなか…こう…刺さりますよね…。
両片思いと激重クソデカ感情を抱えた男、芯が強くて包容力のある守られてるだけじゃない女の子、こんなのもう好きな要素しかないんですよね…。
しかも一茶さんは世界よりなにより惚れたおなごを選びそうな危うさがあるのがまた私の琴線に触れている。
(カミュベロのカミュくんもマジでそれすぎる…。いやカミュはベロニカちゃんのためなら世界を滅ぼしそうな男だと思ってますよ私は。最愛の妹がいるので正気を保ってるだけで表ENDのカミュはマヤちゃんいなかったらベロニカちゃんに逢いたいがために場合によっては世界を滅ぼしかねないと思ってますよ。)
ほんと『お結び』は……良いですね……。
あと絶対末尾に記そうと思っていたのに忘れていたこと。
『お結び』が好きな人は、恐らく『ノラガミ』も好きだと思う。
これはいつぞや私が全身ダイブをキメた作品で、神様と人間のお話です。もちろん妖(あやかし)も出ます。
アニメ化もされています。(2期とOVAがあります。)
今ちょっと調べてみたら↓コミックシーモアさんで3巻まで読めるみたいです。9月いっぱい!
ノラガミ ←ためしよみだけでも…なにとぞ…!
『ノラガミ』は導入が非常に丁寧で、個人的には3巻までが導入だと思っています。
なので、あの…その……一茶さんとひなちゃんが好きな人には刺さると思うので、機会があれば読んでみてもらえると嬉しいです。
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