神山監督とタムラコータロー監督が好き。
I've Soundという音楽制作集団のぷち追っかけ。
2015年4月号
ノラガミ第52話
ネタバレ満載の感想です。未読、単行本派の方はご注意ください。
ノラガミ第52話
ネタバレ満載の感想です。未読、単行本派の方はご注意ください。
2015年4月号 第52話「彼岸と此岸」
病院の騒動があってから初めて登校するひよりが心配で仕方ないけど、いろいろ整理つかなくて何言えばいいのか分からなくて、面と向かって話せないから内緒でついてったんだと思う。教室が見える木の幹からじーっとハラハラした様子で覗いてる夜ト神様ほんとうに素直で不器用。愛おしい。
学校ではやまちゃんあみちゃんを筆頭に変わらず接してくれる友人が迎えてくれてほっとしました。良かった、ひよりん…帰ってこれたね、味方はちゃんといるね;
そして大黒さんち。夜トだけ顔を合わせづらいからか隣の部屋に引っ込んで寝転んでるんですが、会話の流れでひよりんの誕生日が判明。6月28日だそうです。ちなみに現在16歳食べ頃JKおいしそう。ごほん。えええと…大黒さん、小福さん、雪音くんがひよりんを囲んで『なんで言わなかったの』云々ビックリしてるんですが(そりゃそうですよね。)JKストーカーは知らないのかよ的な突っ込みがあり雪音くんの証言によると『ひよりのベッドに下に裸の男同士のくんずほずれつした薄い本があるだの…』とか言い出して公式でそれ(ヒロイン腐設定)は私がしぬレベルと戦慄したんですが…どうも蟷野様の特集雑誌のことのようで、夜トが雪音くんに(意味深)風に伝えたところ同人知識のない雪音くんには正しく伝わらなかったんでしょう。そう見える。ちなみに小福さんは察してたので同人方面にある程度の理解ありそう。
心臓とまるかと思いました…ひよりんが可愛い普通のJKで心底よかった。。
話がそれましたが。ひよりんの誕生日が判明し、別室の夜トがとった行動がもう…。
ブリッジしながら両手で顔押さえてるんですよ!! 『オレとしたことが何たる不覚! ひよりの誕生日! なんでそれ気付かないんだ!!』的な葛藤にしか見えないです…そしてバッとペンをとり『サプライズ ひより生誕祭のお知らせ』とか手紙の準備。帰ろうとしてるひより追いかけて、これじゃ気晴らしにならないかもしれないけど…って手紙渡そうとするんだけど、ひよりんが「やっぱり気にして顔見せてくれんかったんですね」とか…「夜トは私を助けてくれたんですよ」「だから帰って来れたんです」って、ふわあってはにかむの。それが本題に見せかけて(本題なんだけど)ちょっと言いづらそうにもごもごして、夜トが小首傾げて近付いたら「噛んじゃってごめんね!!」ひよりは脱兎の如く逃げ出した! …可愛すぎる……ひよりんのデレ…;
大黒さんが夜トが持ってる手紙に気付いて、そういう気分じゃねえだろ今はやめとけと夜トを諭す。(生誕祭…プレゼントはオレ★とかやるなよって冗談で言ったら、それだ!って顔してる夜ト。ケーキの中からリボン巻いた夜トが…待ってリボン巻くとこおかしくないですか何にも隠れてないよ大事なところ!笑った、一瞬だけ和んだ)
大黒さんに諭された後、ちび夜トが手紙見つめてるコマなんですよね。まだそういう気持ちの機微とかは理解できないんだなって大黒さんが言ってて…確かにそうなんだなって。夜トはまだ子どもなんですよね…人との関わりが少なかったから。
それを言われた夜トや、ちび夜トが手紙を見つめているコマでは、夜トの表情は描かれていませんでした。意図的に隠されてる印象を受けました。しょぼくれてるというよりは、こういう時どうしたら元気になってもらえるんだろう…というもどかしさの方が強く感じられました。
つぐはさん…; 藤崎まじ…(以下略
兆麻さんと雪音くんの睨み合いにシビれました。雪音くん、ほんとうに…立派になって…。(涙)
にしても、ヴィーナは神器達につぐはのこと(神の秘め事に触れてしまった)を隠さなければいけない…これはマズイ状況ですね。神器に感染してしまうから相談できない。毘沙門のところは神器の数も多い。これを狙って、あわよくば感染して勝手に全滅してくれないかなって思惑なんでしょうか…藤崎まじ…(以下略)
毘沙門のとこを後にした夜トは迷子?になってる恵比寿と遭遇。流れでいろいろ話す。
「オレは雪音とひよりと三人で一緒にいたいだけなんだ」と零す夜トに
「慎ましやかな願いですね。でもそれは夜トさんの願いであって人の願いではない」と痛いところを突く恵比寿
自覚はあったんでしょうね。ぎくりとして何も言えなくなる夜ト。
「真に人を救えるのは人だけです。神は人のためにいる、居るだけで安心できるような存在…でもそれで人々の気が休まるのならいい、少しはマシな世の中なるのなら」とどこか寂しそうだけど意志ははっきりしている恵比寿
神の存在意義を説かれ、恵比寿と別れた夜トにひよりから電話
電話の内容は、兄が突然帰ってきたこと、病院の建て直しを手伝ってくれることになった、久しぶりに家族で夕食です、という報告。それを嬉しそうに話すひより。人を救えるのは人だけ。帰ってきた兄や、学校にいるひよりの友人を思い出し、電話が終わった後、夜トは穏やかに目を閉じ静かに呟く。
「良かった、良かった…」
その隣でちび夜トがぎゅっと唇を結び、泣き出しそうな表情で携帯電話を見つめてるんです。
つらい。つらすぎる。大人になっていく夜ト、頭では恵比寿の言うことの正しさを理解してる。そうするべきだと思ってるんでしょう。でも感情は納得しません。夜トはひよりと雪音と一緒に居たいんです。
ここで今月号のタイトルを思い出してみてください。「彼岸と此岸」です。つらい。
ひよりを彼岸に近付かせてはならない、必要以上に関らないべきである。それを理解してる。もしかしたら夜トは今後、ひよりから距離を置こうとするのかもしれない。自分の本心を押し殺して。ひよりのためを思って、ちび夜トは泣くのかもしれない。失いたくない大事なもの(ひよりと雪音)を得てしまったから、大人にならざるをえない面が出てきてしまったのだとしても、本当に夜トが願った唯一くらい、叶ってほしい。何より夜トもひよりも雪音も離れることなんて望んでいないのだから。
シリアス展開が続き一段落した筈なのに、大人夜トとちび夜トがざわざわを胸を掻き乱します…。
今月も泣きました。来月も泣きそうです。13巻楽しみです。あとマガジンR何冊買えばいいんですかね!!(ノラガミポスターついてくるとかなんとか!)
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