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神山監督とタムラコータロー監督が好き。 I've Soundという音楽制作集団のぷち追っかけ。
■009 RE:CYBORG
劇場版009、神山監督の最新作の感想その7。
※神山監督と島村ジョー役:宮野真守氏をゲストに迎えてのイベントレポート(もどき)です。
※今回は神山監督がメインの考察<感想、雑記、覚え書きになります。
※私は神山監督のファンです。(ちょっとベクトルが違うかもだけど。)
※93クラスタ的にすごく美味しいイベントでした…。
※怒らないよ、という心優しい方のみ『続きを読む』からお願いします。

2012/12/22(土) 8回目を見てきました。
2012/12/15(土) 7回目を見てるんですが、その時はライブクラスタに付き合ってもらいました。ありがとー☆
『網タイツ』ばっかり言ってた気がする…考察は殆どできてないので飛ばします。


■イベント
Cさんに取っていただいたチケット、K列の真ん中で見やすい。ありがとうございます!
いつも真ん中あたりの列を取っていたので、新しい位置で見られました。
全体をそのまま見渡せたので、フランソワーズが右に行ったから右に顔を向けるとか、しなくてOKでした。(笑)

今回は上映後のトークイベントでした。
いつものように『フランソワーズ。核ミサイルの弾道計算を頼めるかい』あたりから93でスンスン泣き出す私。
あとジェットの自己犠牲の精神を思うと、やっぱ泣けてきちゃうんですよね…。だって彼、NSAにこっぴどく裏切られてるんですよ。
93のことばっかり言ってますけど、哀華さんは作品そのもの、世界観を含めて好きになるタイプなので、他の00ナンバーサイボーグ達のこともちまちま考えてます。
(あの世界観、生い立ち、それぞれの過去があるからこそ彼等が生きてくる。だからパロよりは、そのままの世界観を持った二次創作がすきです。パロもあれば見るので、きらいとかじゃないですよ。どちらかと言えば、世界観そのままのやつを見たいかなあ、というだけで。学パロおいしいです。)
EDでもやっぱり鳥肌。ラストの方のメロディ、ジョーの『LISTEN TO MY HEART』のラストの方と一緒なんですよ…。
これもCさんに教えていただいたのですが、トリビュートアルバムとサントラをお持ちの方は聴いてみてほしいです。

いつもの格好(赤い009Tシャツに黄色いマフラー)で司会の加瀬さんがマイクを手に出てくる。
Cさんに教えていただいただいて気付いたのですが、客席の右手に石井Pさんがいらっしゃるじゃないですか…。
石井Pさんとの軽いトークが来る!? なんて一瞬期待しちゃいましたが、石井Pさんはわりと裏方に徹するタイプだと思うので、ないですよね。実際なかったです。石井Pさんと神山監督のトークはテンポが良くて、面白いから聞きたかったです。初回の舞台挨拶では、神山監督、石井Pさん、宮野さん、飛び入り参加で斉藤さん…という豪華すぎるメンバーだったらしく、ああタイムマシン…と思いました。

「えー、リピーター御礼企画008回目ということで、早速ご登場していただきましょう! 009こと島村ジョー役、宮野守さん! 脚本・監督、神山健治監督!」

ぱちぱちぱち全力拍手。宮野さんやっぱり好青年という印象。笑顔が素敵。お洒落さん。
神山監督は心なしか照れくさそう。客席が女の子だらけだからでしょうか。(笑)

「どうも、神山です。今日は皆さん、009のプレ・クリスマスということで…物品のプレゼントはないんですが、いろいろお話して、プレゼントになってくれるといいなと思います」
「こんばんは、宮野真守です」
「短い時間ですが、よろしくお願いします」

「イベントも008回目、新宿では何度か舞台挨拶をしてもらってますが、どうですか? 神山監督」
「僕がひとりでやると、男性の方が多いんだけど、今回はやっぱり女性が多くて華やかですね。宮野くんとは、最初の挨拶で一緒にやらせてもらったけど久しぶりで嬉しいです」
「宮野さんはどうでしょうか?」
「そうですね。ひとつの作品を通して、公開から二ヶ月経った後も、こうして皆さんの前に立てる機会って、そうそうないんですよ。だから僕も、久しぶりにこうして皆さんにお会いできて嬉しいです」
「そうだよね。映画って、一ヶ月もしないうちに公開終了しちゃうことも少なくないんだけど、おかげさまでバルト9さんではまだ上映してもらってるし、見に行きたかったけど満席でチケット取れなかったです…って人も居たみたいで。ありがたいことです」

バルト9さん一番小さいシアターでも良いので、どうか来年も上映を続けてください…。(切実)
できるだけ通うけれど、どこかに直接言えるのかな? アンケートとか。都心最後の砦ですよ…。

「ではこれ、恒例なんですけど…いつも2回目から聞くと大抵の人は手を挙げてくれるので、今回はハードルを上げていきなり2桁いっちゃいますか?」
「2桁? そんなに見に来てくれる人が居るんですか?」
「うん、居るんだよ~。でも、流石にいきなり2桁はハードル高いんじゃない?」
「そうですね。それでは、5回以上見に来てくれている人! お、居ますね~。じゃあ…2桁! あ、結構いらっしゃいます!」
「え!? 10回以上も見に来てくれてる人、こんなに居るんですか?」
「ちなみに今までの最高記録は19回だったんだけど、それ以上…って人! …おお~!! すごい! 居ます!!」
「19回以上!? うわ、すごいな! すみません、侮ってました…!」

19回以上は我々ファンだけではなく、製作サイドも嬉しい驚きなんじゃないでしょうか~^^
いささか、ざわ…っとしました。19回以上はどうやら男性の方らしく、神山監督ファンなのではないかと…。
ちょっとお話をしてみたいなと思いました。にしても、19回は。映画を見るだけで4万超過? すごいです。
萌えアニメではないし、リピーター特典があるわけでもありません。本当に、純粋に物語を好きで見ている方なんでしょうね。うーん。お話してみたいなあ…。私は考察あんまりできてないけど、どういう風にお考えなのか、うかがってみたいです^^
こういった『考察タイプの物語』って、いまどきは益々珍しいのかな?
宮野さんご自身や宮野さんファンのみなさんは勿論、リピーターの我々も、流石にざわめきましたね。(笑)
(殆どの人が複数回、こうして劇場に足を運んでる中、『初めてです』と手を挙げるには、いささか厳しいものがあっただろうなあ…。彼女らも予想してなかったでしょう。リピーターばっかりの映画舞台挨拶って、考えてみればきっと、そうそうないことだよね。すごいなあ。)

あ、この日ご一緒させていただいたCさんとJさんも、2桁突破の猛者です。(笑)

「上映後のトークということで、収録時のエピソードや、今だから言えることがあれば教えてください」
「そうですね。いつもはネタバレを配慮したトークだから、ぼかしたり、分かる人には分かる感じに言ってきたし、初めての舞台挨拶とかぶる話もあるかもしれないけど…。ああ、そういえばこの前、『009』の打ち上げがあったんです」

神山監督をフォローされている方はご存知かもしれません。つい先日、打ち上げ終了の呟きがありました。
映画公開から2ヶ月経った今、打ち上げ。イベントも残すところ、恐らくあと一回…。なんだか寂しくなったのは内緒です。

「キャストさんもスタッフさんも集まって、300人くらいかな。主役の宮野くんだけは、事情があって遅れて来る…もしかしたら、来られないかもってことで、みんなガッカリしてたんだよね」
「そうなんですよ。でも駆けつけましたよ! 加速装置で!(笑)」
「そうそう。すごい良いタイミングで来たんです。ちょうどキャスト挨拶終わるギリギリに宮野さんが来てね、『あ、格好良いな~。やっぱり何か持ってるなあ~』と思いましたね」

こういうファンサービスを含めたトークができるから、売れてるのもあるんだろうなあと思いました。
やっぱり作品を分かった上で、ちょいちょいネタ入れてくれると、楽しいですね!

「神山監督、今回の『009 RE:CYBORG』を製作する中で、こうしたいという気持ちや、脚本を担当する上で悩んだことばあれば教えてください」
「うん。そうだね。『サイボーグ009』を手掛けると、リメイクとかになっちゃうかなという部分もあったと思うんですけど、僕は単純なリメイクはしたくなかったんですね。あと、やるなら時系列に沿ったかたちでやりたかった。でも、本当にそうすると、ジョーはいくつなんだよ、みたいな話になっちゃう。外見は変わらなくても、精神に歳をとらせたくなかった。18歳だから少年のような部分もあるし、でも実際はもっと歳を重ねているわけだから、青年のような思慮深さとか、憂いみたいなものもある。フレッシュなジョーにしたくて、記憶を封じる設定を取り入れたりしましたね」

加瀬さん(司会者さん)の質問は、たぶん言葉は違います。ニュアンスはこんな感じだったと思うんですけど…。
神山監督のご回答には、そっかーと。年齢は確かに。まだ小説未読なんですけど…(購入から一ヶ月経過。爆死)
小説ではもう少し掘り下げてくれるのかと期待してましたが、脚本上の理由が強いのかもですね。高校生設定。
神山監督クラスタの妄想からすると、現代社会とのリンク、若者への共感の窓口として、繰り返される高校生にしてるんだと思いました。
あと脚本的なもっともらしい理由付けとして、最初の記事に書きましたが『00ナンバーサイボーグ最強の戦士の隠蔽』かなと思ってます。

「では宮野さんが009、島村ジョーを演じる上で気を付けたことがあれば教えてください」
「ジョーが記憶を封じられてるってことだったので…。やっぱり記憶や経験があって、人の成長に繋がると思うんです。だから、ジョーはフレッシュなんだけど、混乱してるんじゃないか…若い力で世界を変えたいと思ってるけど、記憶が邪魔をしている…現状に戸惑っているところがあったんじゃないかと思って。でも監督に、『記憶が戻ったらバシっと正義感で立ち向かってほしい』とアドバイスをいただいたんで、そこは意識してましたね」

やっぱりプロの声優さんはキャラクターのことを考えてますよね。俳優さんと一緒です。
こういう理由があって、こんな気持ちで、こんなこと言ってたのかな…そうやって考えてくれてるんだと分かって、嬉しかったです。
確かに、覚醒の前後では、ジョーの声音が違うんですよね。
漠然とした不安を抱えている覚醒前と、しっかり自分の存在意義を思い出した覚醒後。
宮野さんにジョーを演じてもらえて良かったなあと思いました。
宮野さん、好きですね~^^ ファンという程じゃないですけど。(笑)

「神山監督、お気に入りのシーンとかがあれば教えてください」
「うーん。お気に入りというか、全部好きだから難しいんだけど…ルック的に、ラストシーンの…」

ラストっていうとベネチアですよね。フランソワーズとの絡み系でも来るんですか…と内心ドキドキ。ごくり。

「ジョーの『萌え袖』が好きですね、ルック的には」

会場が『……? …え、萌え袖って!? え!?』みたいな空気に。(笑)

「こう、ちょっとだぼっとした感じの。黒いTシャツでね。ジョーが目覚めた後の、あそこ」
「そこですか!?」
「うんw~。あそこ、こだわったんですよ。男性スタッフがやるから、『萌え袖』じゃなきゃダメだよw~と」

宮野さんも司会者さんも、完全に観客の代弁ツッコミ。(笑)
本当に神山監督ったら…(失礼かもしれませんが)お茶目さんですね! 会場に笑いが。そうだよね~^^
うっかり声に出して笑ってしまいました。あれ『萌え袖』って言うのか。なるほど~。そう呼ぼう。(笑)

「あとはね、みんなが002を疑ってる時、自分を悪者にして真実を確かめに行くでしょう? …なんだろうなあ、『悪ジョー』が好きです」
「悪ジョーですか?」
「うん。前半トモエに冷たくあたっておきながら、甘えたりとかもねw~。ああいう悪ジョーを出したい気持ちがあったんだけど、映画の中では難しかったですね。テレビシリーズとかならできたかもしれないけど」

悪ジョー…公式見解ですか…! 実は横浜の時にお渡ししたお手紙に、印象的だったシーンとしても触れていたので、解釈が合っていたのかと思うと、嬉しかったです。
ジェットを信じて、フランソワーズを人質に取りギルモア博士にわざと銃を向けるシーン、好きなんですよね。彼らしい気がして。
ジェット関連で言うと大きく2つ好きなシーンがあるんですが、ひとつはその後、空中でのもみ合いで『ほら、やっぱり君は"彼の声"とは無関係だった』とでも言うように口元に笑みを浮かべるジョーが好きです。あの演出すごく好き。REしか知らない(原作一巻しか読めてない)私だけど、彼らしいと思えたの。

「宮野さんは、何かありますか? 印象的だったシーンなど」
「…そうですね。あの、フランソワーズとの飛行機のシーン。全裸っていうか、ねえ? 家でどうしようかと思いました(笑)」

えっ宮野さんそこ? そこに突っ込んでくれちゃうのですか? いいんですか!!
私達ファンが訊けなかったところを、まさかジョーご本人が突っ込んでくれるなんて…。(歓喜)
でもあのシーン、宮野さん台詞あったっけ? フランソワーズは吐息とか入ってるけど。

「あれね~。実は最初、服着てたんですよ」
「え、そうなんですか?」
「うん。3Dだから、全部そういう風に作られていて、テストしてたんです。後から脱がしていく感じ?w~」

ジョー(の中の人)ドキドキだったんですね! そして服着てるverとか何ですかそれ…ください。映像特典で!
(この日の夜、神山監督に映像特典としてご検討くださいとリプを送ってしまいました…思わず。笑)

「なんかね、手違いでスカートだけ脱いでるverとかもあったんですよ」
「スカートだけ!? 随分とマニアックですね?」
「下着よりマニアックかなw?」
「本当に手違いですか? プロデューサーの趣味とかじゃなくて?」
「手違いだよ、手違いw~」

石井Pさんの趣味とか、そんなバカな。(笑)スカートだけ脱いでるって…どういうことなの…。
イベント終了後、映像特典にならないかなーとぼやいてる男性が居ました。おお、同士よ。共に祈ろうではないか。(笑)

「そういえば今回、僕、音響監督も兼任してるんです。実は初めてのことだったので、緊張しましたね。キャストさんに説明して、戻って、調整して…。最初は段取りが上手くなかったかもしれなくて、キャストさんをお待たせしてしまうところもあったかと思う。申し訳ないなと思いながら確認してる時、なんかブースがわいていて。楽しそうだな、何だろうと、こっそり音声拾ったら、宮野くんが各ゼロゼロナンバー(キャスト)達に、設定を話してたんですよ」
「…あれ、監督に聴かれてたんですか。恥ずかしい…恥ずかしいですね」
「あるお笑い芸人さんの真似しながら説明してたよね。生い立ちとか、サイボーグになった経緯とか」
「でもなんでスギちゃんだったんですかね。僕の中でブームだったんですかね?」

インタビューでもそう受け答えされていたので、その収録時のエピソード自体は知ってましたけど、面白い方だなあ宮野さん。

「2日目だったかな? このノリで入ったら、ギルモア博士に『まだ早い。疲れるぞ』って言われちゃいまして。テンション上げすぎました(笑)」
「なるほどw~」
「アフレコの時、隣で小野さんがずっとこんなことしていて、うざかったです(笑)」

ここでジェットが飛ぶシーンを再現。足だけ変形するタイプ。宮野さん面白いなあ。会場もわく。(笑)

「そういえば加速装置、最初と最後で見せ方が違うじゃないですか」
「うん?」
「スローモーションから、ぱっと消えてぱっと出る…に変わって。やっぱりアレ、格好良いと思いました。燃えますよね」
(会場がいささかざわめく。…萌え? みたいな。前の話を引きずってる。笑)
「…あ、あの、『もえ』ってそっちじゃなくて、『燃える』方だよ? 火って書くほう!」

宮野さんのガチフォロー。(笑) それにしても、よく見てくれていますね。
覚醒時とドバイ上空、宇宙とかはスローモーションでしたけど、ドバイからギルモア研究所に帰還した時やイージス艦内は、瞬間移動みたいな演出でした。見てますねー宮野さん。嬉しいなあ^^

「今回セルルックだから、ちょっと慣れるのに時間がかかったかもしれませんね。いつもしっかりした絵はないので、新鮮でした」
「僕も初めてで、ブレスを多く取ったつもりだったんだけど…やっぱり、ちょっと難しいよね。いつもより早いんだね。そこはキャストの皆さんに申し訳ないことをしたなーと。無理しないで、自然に演技してもらうようにお願いしました」
「僕も新鮮でした。なんか、人と人との距離感…そういうのがリアルでしたね」
「短くても濃密なアフレコだったよね。もうちょっとやりたいなと思うくらい」
「そうですね! 初日からすごく団結力があって、素敵なチームでした」

『東のエデン』のイベントや、『攻殻機動隊』のキャスト・スタッフインタビューを見たりしていると、神山監督のチームって本当に素晴らしいんだな…と思う。仕事に対してそれぞれが情熱を持ってくれている感じがします。今回も例に漏れず、そういう雰囲気だったのかなと思うと嬉しいです。

「ファンの皆さんから、続編はありますか? という質問をいただいたりしてますが、神山監督、どうでしょうか?」
「僕自身はやりたい気持ちはあるんだけど、こればっかりは僕の一存でどうこうできる話ではないからね。機会があれば、やりたいけれど。テレビシリーズだったら、各キャラクターに対してもっと掘り下げることができるし、やっぱりキャラに…宮野くんのジョーに、思い入れがあるからね」
「僕もまた、監督の島村ジョーを演じたいですね。もっと付き合っていたいです」
「なるほど。ではせっかくなので、お客さんから…こういう続編が見たい、という要望があれば!」

というわけで、今までは切り口の違った要望コーナー。
今回の要望(回答)者は全員女性でした。男性一割くらいしか居なかったかも^^;


A1. 今回の映画に至るまでの、空白の30年間の話を見てみたい。
→ なるほど。それぞれのキャラクター達が、何をしていたのか、ですよね。

A2. 30年前のジェットとジョーの確執が見てみたい。
→ なるほど。そういうの(要望)もあるよね。

A3. とても難しいことかと思うんですが、映画のアフターストーリーが見たいです。今回の映画は、00ナンバーサイボーグ達のリスタートであると思ってまして…ギルモア博士とも和解して、ようやく9人全員が揃って…。ベネチアの建物の崩壊とか、地球温暖化のせいか"彼の声"に因るものかは分からないんですけど、まだ"彼の声"は消えてない世界だと思ってます。ギルモア博士も『状況はずいぶん変わってしまった』みたいなことを仰ってましたし。彼等9人のサイボーグ戦士達が、"彼の声"に立ち向かっていくお話が見てみたいと思います。
→ 鋭いですね。そうですね…正しく、これはリスタートなんですよね。
ラストは、実は全部が全部、現実じゃなくて、イメージの世界も入ってるんですね。100%現実じゃない。
ハリウッド映画なら、たぶん世界救済の報道とかあって、00ナンバーサイボーグ達は賞賛を受けるか、悪者にされていたか、そういう終わりになったんだと思うんだけど、僕はそういう終わりにしたくなかったんですね。
理想とするその後と、現実的名その後(の構想)もあったんですけどね。本当に、これからいろいろ、美味しいとこが出てくる。さっき言った悪ジョーみたいなのも。(笑)


すみません、今回の神山監督からのご回答は、かなり記憶薄れてます…。
今回も質問コーナーがあると踏んで、映画見ながら質問どうしようと考えてたんです。
93ペアリングはどういった意図で描かれたんですか? とか、 ジョーが目覚めたのは何日後なんですか? とか。
でもそれは、あからさますぎるから、ダメだなーと思って。もうちょい、まともなことを質問したいと。

ジェット、グレート、ピュンマは天使の女の子を見ていて、ジョーだけは見ていない。あの天使は、自らの信じる正義が揺らいだ時に見えるものかと思いました。
これはラスト、水の上を歩く三人と、普通に帰還したジョーの違いでもあると思うのですが、どうしてジョーだけは普通に帰還できたのですか?
ハインリヒさんが『でもこれが、誰かが望んだ世界なんじゃないのか』と言ってますが、それはフランソワーズの『祈り』なのか、はたまたフランソワーズが言う『(ジョーが不思議と生還できたのは)彼があなたの願いに応えてくれた証拠』、つまりはジョーが『望んだ世界』なのか。

フランソワーズが水の上を歩いていることを含めると、また難しいんですけど…。
あれはジョーの視点だから、フランソワーズ自身は天使とは無関係だと思ってます。
ここらへんを訊きたかったんですけど、質問が縛られて要望になったので。最後の要望者は私です。長いよ。(汗)

横浜では上映前トークでしたし、上映前だと初見さんへの配慮で質問が限られてしまって…。
それに質問と言っても、本編とあんまり関係のないキャラクター個人の詳細設定とかも多かったのかなと思うと、今回の要望縛りはラッキーでした。
『009 RE:CYBORG』そのものに対する要望だと思うとね。
それぞれ見てみたい話は異なれど、この『009 RE:CYBORG』という世界観を好きでいてくれてるんですね。
映画に繋がる話も気にはなるけど、せっかく9人全員が揃ったじゃないですか。過去に遡ると、彼等が揃うことはない。サイボーグ戦士としての活躍、団結力を見てみたいと純粋に思いました。(…私はかぷ脳なので93絡みが見たいっていうのもありますけど。そうすると過去よりは未来が良いのは、ある種、当然かなーと。)

神山監督に質問できて嬉しかったです~。解釈も大きく間違ってなさそう。わあい(*´∀`*)

「やっぱりテレビシリーズとかで、いろいろ掘り下げられたら良いんだけどね。ピュンマの活躍とかw~」
「ピュンマの活躍はぜひ入れてほしいですね」
「悪ジョーも描きたいし~」
「『加速装置するぜぇ~?』とか、『奥歯噛んじゃうぜぇ~?』(笑)」
「なるほどw~、スギちゃんがw ジョーとジェットの確執とかも、実は甘いもの取り合って喧嘩したのかもw~」

会場が笑いに包まれる。宮野さん、それ披露してくれちゃうんですか! ありがとうございます。(笑)
ジョーとジェットが甘いものを取り合って喧嘩しちゃうレベルなら、フランソワーズがおさめてくれそうな気もする~。神山監督、ちなみに何を取り合ったんですか。(笑)

「ではそろそろお時間なので、宮野さん、最後に一言を…」
「あっという間の30分で、すごく楽しかったです。僕もまた島村ジョーを演じることができればいいなと思います。今日が皆さんにとって、良いプレゼントになっていますように! メリー・プレ・クリスマス!」
「ありがとうございました。では、次。神山監督……へ、行く前に」
「?」
「実は僕、ひとつ段取り間違えまして…。すみませんが、取材陣の写真、お願いしてもいいですかね?」
「ああ、なるほど~」

神山監督と宮野さん、中央に寄り、まさかの『萌え袖』サービス!!
ふたりとも並んで、ごそごそと『萌え袖』にしてる。

会場「(宮野さんが)可愛い! 可愛い!!」
哀華「(神山監督が)か、かわいい……(* ´ ▽ ` *)ほわぁ」

なんで神山監督、そんなにチャーミングなんですか…可愛らしいお方です。好きだなあこういうとこも。(笑)

「今回もどうもありがとうございました。皆さんにとって、良いプレゼントになっていると僕としても嬉しいです。今日は本当に、どうもありがとうございました」

神山監督のご挨拶を最後に、イベント終了。拍手の中で、神山監督、宮野さんがご退場。
というわけで、イベントレポートはこれくらいです。

後はオフィシャル…というか、ちゃんと記事になってるみたいなので、よろしければ。
(個人の感想の方が詳細ではありますけど、大筋は下記を見てもらえれば大丈夫かと~。)

宮野真守『009 RE:CYBORG』リピーター御礼イベントで萌え袖&スギちゃんのモノマネ披露!

2525でも同様の記事がUPされてるみたいだったけど、途中で記事が切れてる…切ったのかな? なので、こちらだけ紹介~。

以降はイベントと関係ない雑記になります。
イベントレポート、ここまでお疲れ様でした☆ 楽しかった…最高だよ…ネタバレOKいいね…。



■イベント開催決定告知
一週間告知がデフォルト。今回は神山監督や石井Pさん、海外で試写会とかやっていらしたみたいで、それの関係か、チケット販売のお知らせも本当に直前でした。
販売スタートの2時間前くらいだったかな? 22時くらいにチェックして情報が出てないから、今日はないのかも…と思いつつ帰路へついたら情報解禁。
ダッシュで帰ってお風呂入ってスタンバイ。Cさんに本命をお願いしつつ、私は前の列を狙ってみたけど、やっぱり爆死。開始3分で完売。人気声優さん来るとこうなるんですね……ぶるぶる。

■当日
某カラオケ屋さんの009部屋で、CさんとJさんと、ぷち93オフ会。(笑)
Jさんからは、93が描かれたタオルまでいただいてしまって; すみません、ありがとうございます…;
Cさんにはチケット取ってもらってるし、部屋の予約とかもしてもらってるし…お二人とも、優しい><



3時間くらい、93可愛いね! とか、いろいろ話してました。
新ゼロの『アルヌール!!』のシーン見たりして、何ゆえにアルヌール……。(笑)

いろいろ楽しくお話した後、新宿へ移動。おふたりにお付き合いいただいて、神山監督への差し入れを購入。
今回は期間ない&チケ取れるかわからなくて、お手紙も印刷、簡潔なものになってしまったのです…;
差し入れを物色する中、『あんまり高価なものだと引かれちゃうかなあ』とぼやいたら、『バレンタインデーの女の子みたいですね』とCさんに突っ込まれる。なるほど…否定できない。(笑)
差し入れにお手紙をINして、いつものように劇場スタッフさんへ。

Jさんが93リングのことをご存知なかったみたいなので、最後の方のシーンですよ! とか話してました。(笑)
にしてもバルト9の設備が良すぎて…ここに住める気がしてきた…。というレベル。椅子ふかふか~。

終了後は、Cさんのご紹介で、ずっと93を愛している方々とお話させていただくことができて!
うわあ…ありがとうございます; REからの私に対しても、突然だったのに、なんてお優しい…。
とても素敵なファンの方々とお会いできて嬉しかったです^^

お話させていただいてから、CさんとJさんとご一緒に晩御飯を食べながら、妄想をふくらませていました。(笑)
Jさんは、神山監督のイメージが変わったと。とっつきにくいタイプかなと思っていたようなんですが、トークが思いのほか面白かったみたいで、前のトークも行けばよかった~と仰ってました。
そうなんです…神山監督、面白くて可愛いんです…。テレビとか取材だと、きちんとおさえていらっしゃるんですけど、こういう時の茶目っ気はたっぷりで、ファンサービスも分かってるな~と思います。(笑)

本当に楽しい一日でした。実は哀華さん、この日、fripSideのライブがあったんですけど、蹴っちゃいました;
naoがヴォーカルとしてゲスト出演してくれる機会は、もう二度とないかも…と思ってたら、本人からもそんな呟きが~><
アルバムも買ったし、やっぱりfripSideとしてのnaoが好きだったから、ぜひ聴きたかったです。
もう聴けないのは残念だけれど、それでも、009イベントに参加できてよかったです。楽しかったー!(*´v`*)


今回も長い記事になりました。めでたく1万文字超過です。
RE考察まとめしたら、うっかり3万文字くらい…いってるのかな?(笑)

それでは。ここまでお付き合いしていただいた皆さん、どうもありがとうございました!
009回目が年末…大晦日…31日にならないことを祈って>< その日はカウントダウンライブがあるんですー!(祈)

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