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神山監督とタムラコータロー監督が好き。 I've Soundという音楽制作集団のぷち追っかけ。
I'veを卒業してから初リリースとなるアルバムのレビュー。

初レビューなので、哀華さんのことを改めて少しだけ。

KOTOKOさんに出会って六年だか七年だか、さて何年かな。
KOTOKOさんに出逢うまで好きな歌手さんは特になし。
以来ずっとKOTOKOさんが好きで、彼女が所属していたI've Sound自体も大好きである。
実は彼女がI've卒業と聴いて泣いた。どちらも好きだから寂しくて泣いてしまった。
故にI've以外の編曲に、正直なところ不安を覚えている。
音楽のことはさっぱり分からないけど、私はI've SoundのKOTOKOさんに惚れたのも確かなのだから。

そんなこんなで、『ヒラく宇宙ポケット』のレビュー(みたいなの)いってみます。

■ヒラく前に歌詞を見て気になっている

・mirror garden
・Command+S
・メーテルリンク ※発売記念イベントで歌ってくれたのを一回聴いている。その時ちょっと泣いた。
・Χ-kai-
・地球-TERRA-

記載をうっかり忘れたが、哀華さんがすきなのはダークトランス…? っていうのかな、歌詞・曲が暗めの方が好みです。
さてどうなることか。ヒラいてみましょう。



1. TR∀NSFoRM
   作詞:KOTOKO、作曲・編曲:高瀬一矢


タカーセの曲はやっぱり好き! と思わせてくれる曲。
好戦的な音っていうか、歌詞がちょっとそれっぽいところもあるからだけど、音楽がすごくそれを助長してる。
うーんと、好戦的って表現は違うかもしれないんだけどね? なんていうかなー。
いっくぞー、というか、こんなところで留まってていいのかい本当に? みたいな勢いを感じる。
デモ版も聞いてみたかったなあ。
安定のI'veなのでにこにこ。聴きます聴きます。ええ。

2. ☆-未来-列車-☆ [4:35]
   作詞:KOTOKO、作曲・編曲:kz(livetune)


ボカロPっていう…のか分からないけど、それに該当するのかな、編曲された方は。
哀華さん、明るい曲<暗い曲なのです。故にこそ、これはあんまり注目してませんでした。
実際聴いてみたところ、違和感。なんていうんだろうね。ああ、ちがう。なにか、ちがう。
なんだかKOTOKOさんの声に加工がされている気がするの、この曲は、最初から最後まで、ずうっと。
彼女の持ち味を生かしきれていない、ような、気がする。
編曲者の持ち味のほうが強く出ていて、それが彼女の持ち味を損なわせているように聴こえてしまう。
私が彼女に求めているのは…コレジャナイ。かなぁ…。
曲自体はわるくないと思うので、単純に好みの問題かもしれない。
今後聴き続けていれば、また違う発見があって、好きになるかも。そうだといいな。

メーテルリンク
   作詞:KOTOKO、作曲・編曲:DECO*27


こちらの編曲者も、ボカロを手掛けている様子。
10月5日(水)、横浜アニメイトにてアルバム発売記念イベントがあったのですが、そこで初めて拝聴しました。
じわり。泣きました。だからこれは好きだなと思っていたけど、やっぱり好き。
歌詞に惹かれたのもあるけど、曲調がわりと好きだったのもあるかもです。
ノリやすい? テンポ速めだと思います。
個人的に面白いのが、『君の声は僕だけが知ってる』って歌詞の、『知ってるーぅぅぅ…』。
フェードアウト…してるのかと思いきや、楽器の音がいつの間にか『うぅぅ』を引き継いでいるみたい~。
今までにないタイプのフェードアウトだったので、面白いなぁと。
この曲は私の好みの方向で、新しいKOTOKOさんの扉をヒラいているので良かったなぁ。

ラブレター
   作詞:KOTOKO、作曲:中沢伴行、編曲:中沢伴行・尾崎武士


これは聴く前はそんなでもなかったんですが、やはり安定のI've、静かに魅せてくれますね。
落ち着きたい時に聴くと良さそうです。KOTOKOさんの歌声が歌詞とマッチしていていい。
抑えるところは抑えていて、音楽もそれにあわせてあって。(いつものことかなー?)
聴き終わると、ちょっと寂しくなる。

青いジープで
   作詞:KOTOKO、作曲:尾崎武士、編曲:尾崎武士・中沢伴行


すっごくKOTOKOさんらしい曲! うん、これはKOTOKOさんらしいと思うの。(笑)
雰囲気っていうか、ノリでいうなら、恐らく『ヤハテのごとく!』が近いと思う。
ただ一緒だとは思わないでほしい。あれはタイアップ曲だから、良くも悪くも作品主体だった。
けれど、こっちはちがう。あくまでも主体は彼女で、彼女が決めた枠の中で表現している。
明るい曲は不得手とする私だけれど、この曲は好き。こちらもまた安定のI'veというところは大きいのかなぁ。
タイアップ曲じゃないし、素のままのKOTOKOさんの気持ちが滲んでる部分があるからイイのかもしれない。

mirror garden
   作詞・作曲:KOTOKO、編曲:masayoshi minoshima


これは東方アレンジの人…っぽい。たぶん。
東方自体はよく知らないがアレンジ曲はすこし聴いたことがある。
そのレベルだけど、ああなんとなく東方っぽい。歌詞のせいもあるのかなぁ。
これは、うん。漠然と想像していた系統の曲ではなかった、かもしれない。
感情の起伏をうすくした『Abyss』みたいな歌い方だったら、また違う味を出していた?
ライブ(にしろカラオケにしろ)これを歌うのは、いささか難しそうです。(笑)
聴き続けていたら、なんだかこれはこれで味のある良い曲に聴こえてきました!(ほんとに)

Command+S
   作詞:KOTOKO、作曲・編曲:Hiroyuki ODA Pres. HSP


8分30秒も演奏時間がある…。(wikiより)
I'veより前奏(2分ある)長いって、どゆこと?(笑)
この編曲者の多才っぷりにひえええぇぇぇってなりつつ、聴いてみました。
歌詞を見ると体言止めで構成されているのが特徴ですね~。
個人的に体言止めで構成されているものは表現が難しいそうだなぁと思ってます。
イメージしづらいっていうのもあるかも、何に対する言葉なのか読み取りにくい…場合もあるかな?
カラオケで歌う時の個人的な感覚なのですが、そういう理由で難しそうだなと。
この場合、作詞してるのはKOTOKOさんご本人ですし、彼女が表現したい世界を曲に起こしてるわけだから、歌いづらいとかいうのはなさそうですが。
体言止めで構成されている歌って、単調になりやすいイメージがあるのです…けど。
不思議と単調には聞こえないですね。曲がわりと私好みなのはあるかも。
歌ってない時の音楽がまたイイ。んん…なんていうか…古き良きI'veっぽい気がする。
静かだけどリズムは確かでKOTOKOさんの歌声を殺さない、あくまでも助長するだけでありながら、しっかりと表現している。
ここまで評価しておいて『好きじゃない』なんて言いませんよ、寧ろ好きです。
しかし、コマンドえす。なんのSなんだろうか? 英語にも疎いんで思い付かない。

Χ-kai-
   作詞:KOTOKO、作曲:尾崎武士、編曲:尾崎武士・中沢伴行


これは一曲の中で、かなーり雰囲気変わりますね。
出だしとか格好良いですね、なんかKOTOKOさんの生き別れのお姉さん…Outerを思い出します。(笑)
二番が終わった後の『あなたは白? 私は黒?』…このあたりは『羽』と同じノリですかね。
歌っているというより語りかけ? 囁き? 個人的には、なくてもいいかなと思います。
曲調も歌声も、最後になると優しいです。そのままフェードアウトしていきます。

サ・ヨ・ナ・・・ラ
   作詞:KOTOKO、作曲:井内舞子、編曲:夏目晋


これは歌詞を見た時と違う印象の曲です。良い意味で。
井内さんはともかく、夏目晋さんはあまり知らないものの…ググると井内さんと犬日々アニメの音楽に携わっていたようです。
犬日々は安心して見れるアニメでしたので、編曲者に好印象。(笑)
肝心の曲ですが、歌詞からイメージしやすい曲調ではないかもですね。
格好良い系ではないです、が、切ないだけでもなく…キレがある?
個人的な感触でいうと『秋爽』がそれっぽい。いえ全然違うんですけど曲のノリと歌詞が、っていう意味で近い、かな。たぶん。
好きですね、この曲。歌詞と音楽が合ってる。

beat
   作詞:KOTOKO、作曲:尾崎武士・KOTOKO、編曲:尾崎武士・中沢伴行


ライブで結構盛り上がれそうな曲ですね。
これカラオケでバックコーラスなかったらor相方いなかったら(常にいないけど)どうすればいいの?(笑)
歌ってる最中に次のフレーズが入ってくるのでライブだとどうなるんですかね、こういうの。録音?
曲は明るい…? ぱっと思いつくのは、メジャデビュI'veの音楽、って感じです~。
出だしはすごく好み。特に20秒くらいまで。そこから30秒までも好み。なんだけど…。
そこから先が私の好みから外れてしまった、残念。
20秒までの演奏のまま編曲してほしいくらい、個人的には勿体無い。
完全に好みの問題なので文句ってわけじゃなくてね。
ちょっと残念ってだけで、これはこれで好き。
mp3プレイヤーでイヤフォン視聴と、コンポでちゃんと聴くのとじゃ、印象違うね。(ん?)
実は『Command+S』からここまでは前者、つまりmp3イヤフォンでレビュしてます。
コンポで聴いてみたら『beat』思ったよりもいい。のでコンポで聴いてみて、これを見ている誰かへ。

聞こえる
   作詞・作曲:KOTOKO、編曲:C.G mix


ほよよ、兄さん? と思ったら、なるほど作曲がKOTOKOさんでありました。
兄さんのイメージって、電波とか『Face of Fact』のようなものが強かったので、ちょっと意外でした。
曲は優しいというか、切ないというか、寂しいというか?
膝を抱えて蹲っているところから、這い上がろうと顔を上げるイメージ。
なんかアニメのEDとして使ってくれたら、映えそう。と、勝手に思ってしまった。

開け!ソラノオト
   作詞:KOTOKO、作曲・編曲:齋藤真也


いろんな人の編曲してるみたいですね。wikiったら幾つか知ってる・持ってる曲も。
その先入観もあるんだろうけど、なんだか…うん…某7ちゃんっぽい曲かなぁ、というのが最初の印象です。
間奏とか、すごくそれっぽい…気がいたします。申し訳ない。。。
私が求めているKOTOKOさんらしい曲とは、離れちゃっているかなあ。
歌詞はKOTOKOさんだから、歌だけ聴いていると当然KOTOKOさんだけどね。
うん。既存のKOTOKOさんが好きなのもあるけど、他アーティストを連想させる曲は、ちょっと合わなかった。

地球-TERRA-
   作詞:KOTOKO、作曲・編曲:井内舞子


安心の? 安定の? 井内さんなので耳慣れているせいもあるんでしょうけど、いいですね。
とても落ち着いていて、壮大さ、雄大さを感じさせます。すごーく生音で聴きたい。
曲名にあるように、歌詞はこの惑星と私達のことを指しているのかなあ、と。
力強いところは力強い音、声。ああ素敵。好きな曲ですね。
ラストに持ってくるに相応しい曲だと思います。


レビューを終えて
やっぱり哀華さんはKOTOKOさんが好き、そしてI'veも大好き。
聴きなれているからI'veが一番しっくり来るのはある種当たり前のこと。
けど新しいKOTOKOさんを応援していきたい気持ちもある。
独立したからといってI've曲を歌わないわけでもない。
I'veを主食に、おつまみで新しい味(音)を、ファンである私は楽しんでいければいいなと思います。

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